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「10年で資産5,000万円」から逆算したら、必要な利回りは年15%だった|投資信託だけでは届かない理由

10年で5,000万円に必要な利回りは年15% 資産形成
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我が家は「10年で資産5,000万円」という目標を立てています。住宅ローンを、いざとなれば一括で返せるだけの資産を作るためです。

「目標から必要な利回りを逆算する」方法で計算してみると、今の積立のままでは年15%もの利回りが必要だと分かりました。この記事では、その計算と、そこから見えてきた我が家の課題を紹介します。

この記事のまとめ
・投資に回しているお金から10年で5,000万円にするには、月10万円の積立で年15%、15万円でも年12%の利回りが必要
・投資信託で期待できる年5〜7%では、月15万円積み立てても10年で約3,700万円。5,000万円まで約13年かかる
・個別株だけで差を埋めようとすると年20〜30%が必要で、現実的ではない
・利回りだけに頼らず、入金力と期間もあわせて考える必要がある

この記事を書いた人

薬剤師パパ|クレカ積立×ポイ活で資産形成を実践中|1馬力・子供2人の父

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なぜ「10年で5,000万円」なのか

我が家の住宅ローンは変動金利で、金利は借りたときの0.595%から1.245%まで上がりました。それでも繰上返済はせず、住宅ローン控除が続く間は投資に回すと決めています。その代わりに、ローンの残高と同じくらいの資産を作って、いつでも返せる状態にしておきたい。そのための目標が「10年で5,000万円」です。

目標から利回りを逆算する方法

大事なのは、「どの投資をするか」から考えるのではなく、目標から逆算して「何%の利回りが必要か」を先に出すという考え方です。必要なのは次の4つです。

項目我が家の場合
目標の金額5,000万円
期間10年
投資に回しているお金約560万円(クレカ積立の投資信託 約440万円+個別株用に用意している約120万円)
毎月の積立額10万円(15万円に増やすことを検討中)

この4つが決まれば、「毎月積み立てながら、年何%で増えれば目標に届くか」を計算できます(毎月末に積み立て、年利を月ごとの複利に換算して計算しています)。

計算の結果:必要な利回りは年15%

毎月の積立10年間で入れるお金(元本)必要な利回り(年)
10万円(今)約1,760万円約15.4%
15万円(検討中)約2,360万円約11.8%
20万円約2,960万円約8.6%

※元本は、投資に回しているお金約560万円に10年分の積立を足したもの。生活防衛資金などの現金は含めていません。

この560万円には、確定拠出年金(今はiDeCo)の約155万円は入れていません。転職のたびに確定拠出年金を移換してきた記録は、こちらにまとめています。

逆に、利回りを決めて「毎月いくら積み立てれば届くか」を計算すると、次のようになります。

想定する利回り(年)10年で5,000万円に必要な毎月の積立
5%約26.5万円
7%約22.8万円
10%約17.7万円

投資信託だけでは、10年では届かない

全世界株式やS&P500などの投資信託で、長期的に期待される利回りは年5〜7%程度と言われます。その範囲で計算すると、次のようになります。

利回り毎月の積立10年後の資産5,000万円に届くまで
5%10万円約2,460万円約18.6年
5%15万円約3,230万円約14.8年
7%10万円約2,810万円約15.8年
7%15万円約3,670万円約12.8年

年7%・月15万円という、かなりうまくいった場合でも、10年後は約3,670万円。5,000万円まで、あと1,300万円以上足りません。投資の勉強をする中でも、「投資信託だけでは足りない」と実感しました。

個別株だけで差を埋めるのも現実的ではない

では、足りない分を個別株(サテライト)で埋めるとしたら、どのくらいの利回りが必要なのか。投資信託(コア)を年7%・月15万円、個別株は用意している約120万円からスタートするとして計算しました。

個別株に毎月追加するお金個別株に必要な利回り(年)
なし約29%
2万円約21%
5万円約13%

個別株に追加のお金を入れないなら、毎年30%近く増やし続ける必要があります。これは、信用取引の二階建てで大きく資産を減らした、以前の私のような「リスクを取りすぎた投資」をしないと届かない数字です。

計算して見えてきた、3つの調整方法

利回りだけで目標に届かせようとすると、無理なリスクを取ることになります。目標に近づくには、次の3つを組み合わせる必要があると感じました。

  • 入金力を上げる:積立額を増やす、個別株に回すお金を増やす。そのためには、本業の収入を上げること(転職で働き方や年収を見直すなど)や、ポイントを現金化して投資の原資にすることも含まれます
  • 利回りを上げる:投資信託をコアにしつつ、個別株は期待値を計算して、根拠のある投資だけをする
  • 期間に余裕を持たせる:10年にこだわりすぎず、13〜15年で届けばよいと考えれば、必要な利回りはぐっと下がる

私自身は、本業の収入を上げるために、転職で働き方を見直してきました。病院から在宅特化型の薬局に移って、年収は約100万円アップしています。3回の転職でわかったことは、こちらにまとめています。

今の我が家は、積立を月15万円に増やすことを検討中です。個別株は、期待値を計算して根拠のある銘柄だけを選び、その結果を記録していく予定です。これまでの売買の記録は、以下の記事で公開しています。

なお、子どもの教育資金は、2027年に始まるこどもNISAで準備し、親のNISAはこの目標に使おうと考えています。教育資金のシミュレーションはこちらです。

まとめ

  • 「10年で5,000万円」から逆算すると、月10万円の積立で年15%、15万円で年12%の利回りが必要
  • 投資信託だけ(年5〜7%)では、10年では届かない
  • 個別株だけで差を埋めるには年20〜30%が必要で、リスクを取りすぎることになる
  • 入金力・利回り・期間の3つを組み合わせて、目標に近づけていく

積立額ごとの5年後・10年後・15年後の試算は、以下の記事で詳しく紹介しています。

この記事の数字は、毎年同じ利回りで増えた場合の試算です。実際の相場は上がる年も下がる年もあり、結果を保証するものではありません。

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